イベントの制限が大幅に緩和!ケース別に解説

新型コロナウイルスの感染状況が全国的に落ち着きを見せる中、徐々にコロナ以前の日常が戻りつつあります。
まだマスクは外せない日々が続いているものの、各地で活発化しているのがイベントの開催です。

令和4年5月23日付の基本的対処方針の変更を踏まえ、緩和されたイベントの人数・収容制限について解説していきます。



【イベント収容定員が設定されている会場】人数上限・収容率

cheering crowd at a rock concert

これまでイベントは参加人数や収容率に厳しい制限が設けられていましたが、このたび緩和されることが決定しました。

【人数上限】

・5,000人または収容定員の50%のいずれか大きいほう
・条件によっては収容定員まで(100%)入場が可能(「感染防止安全計画」の策定)

例えば、8,000人が入れる会場でイベントが開催される場合、収容定員の50%(4,000人)ではなく、半分の5,000人まで収容が可能となります。
また、具体的な感染防止策を記載した「感染防止安全計画」を策定し都道府県に提出した上で開催されるイベント(大声なし)の参加人数はさらに緩和され、収容率100%となります。
上記の例でいえば、「感染防止安全計画」を策定したイベントならば収容人数MAXの8,000人まで収容が可能に。

ただし、収容人数は以下の大声のある・なしも考慮して最終的に決定されます。

【収容率】

・大声なし:収容定員の100%以内
・大声あり:収容定員の50%以内

例えば収容定員数が8,000人の会場ならば、大声を出さず「感染防止安全計画」を策定していないイベントは5,000人まで、「感染防止安全計画」を策定したイベントは8,000人までが収容できます。
一方、大声を出すイベントの場合、『大声あり』の50%の制限が付くため、収容人数は4,000人となります。

上記の条件をまとめると以下のようになります。

5,000人未満 5,000人~10,000人未満 10,000人以上
大声なし 収容人数上限まで収容が可能

(100%)

5,000人まで収容可能 収容人数の50%まで収容可能
感染防止安全計画策定

 ⇒100%収容可能

大声あり 収容人数の50%まで収容が可能

ちなみに、「大声」とは通常よりも大きな声量かつ反復・継続的に声を発すること。

例えば、サッカーの試合で応援歌を合唱したり、ボールが応援するチームにわたり攻撃している間に叫んだりするのは「大声」に当たりますが、ゴールが決まった時の瞬間的な声援は「大声」には当たりません。

【イベント収容定員が設定されていない会場】人数上限・収容率

Summer music festival concert crowd

野球場やサッカー場や劇場などイベントの収容定員が設定されている会場ではなく、広場など収容定員が設定されていない会場でイベントが開催される場合の人数上限・収容率について解説します。

十分な人と人との間隔(2m程度、最低でも1m程度の間隔)が確保でき、かつ大声を出すことのないイベントに人数上限は設けられていません。

しかし、人と人とが触れ合わない間隔が確保できるイベントで、大声も出さないイベントは5,000人までが入場できます。ただし、この場合も「感染防止安全計画」の策定がある場合は人数制限はありません。

一方、大声を出すイベントの場合、十分な人と人と間隔が確保できるならば人数上限はなし。
ただし、人と人とが触れ合わない間隔が確保できるイベントの場合は、慎重に判断することになります。

十分な人と人との間隔

(2m程度、最低でも1m程度の間隔)

人と人とが触れ合わない程度の間隔
大声なし 人数の上限上限なし 5,000人まで入場が可能
感染防止安全計画策定

 ⇒人数の上限なし

大声あり 慎重に判断

イベントで経済活性化を!ただし個々の感染症対策も継続を

Concept of public relations

このように国内でのイベントの人数制限はかなり緩和されてきており、徐々にビフォーコロナの生活に戻りつつあります。

しかし、イベント開催側の新型コロナウイルスの感染症対策が行われているとはいえ、イベントでは当初の企画側・主催者側の計画・見積もりとは異なる状況になることも考えられます。

そのため、やはり新型コロナウイルスの新たな感染拡大を防ぐためには個々の感染症対策が欠かせません。イベントに参加する全員が三密回避・マスクの着用・手指消毒・飲食時の注意などを徹底して行うようにしましょう。

また、新型コロナウイルスの感染者数は全体的に減ってきているとはいえ、いまだに新型コロナウイルス治療薬は開発されておらず、まだまだ油断は禁物です。

他にも、ワクチンの効果の低下・ブレイクスルーの問題、新たな変異種発生の可能性やサル痘・インフルエンザ・梅毒といった他の感染症の発生など、大型イベントに参加するリスクは決して低いとは言えないことにも注意が必要です。

上記を踏まえた上で、一人ひとりが感染症対策を徹底して安全にイベントを楽しみ、日常を取り戻しましょう

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