県民割、東京対象はある?いつから対象に?

全国的に長く猛威をふるった新型コロナウイルスの感染も少しずつ収まってきています。
その状況を踏まえ、地域活性化のため、県内旅行やブロック内での県をまたいだ旅行の代金を補助する『県民割』がスタートしています。

東京都では都民の都内旅行に使える独自の支援事業として東京都民割『もっとTokyo』を2022年6月10日に既に再開しています。

The red Chureito Pagoda in Japan, with Fujiyama (Mount Fuji)

そこでここでは東京都民が都内旅行をお得に楽しめる東京独自の観光支援策『もっとTokyo』について解説していきます。

【目次】
・ 宿泊旅行は最大で5,000円割引!オトクすぎる『もっとTokyo』とは
・都民なら誰でも利用可能!『もっとTokyo』を利用するための3つの条件
・早い者勝ち!『もっとTokyo』はお早めに申し込みを
・ 『もっとTokyo』の申し込み・利用方法

宿泊旅行は最大で5,000円割引!オトクすぎる『もっとTokyo』とは

東京都で2022年6月10日から東京都民限定の割引『もっとTokyo』が再開しています。

Tokyo Megacity at night

実は、2020年10月にも『もっとTokyo』は開催されており、この時は『Go To トラベル』と割引を併用しさらに飲食店で使えるクーポン券も加えると実質黒字となったことから、予約が殺到しました。

今回の『もっとTokyo』は、新型コロナウイルスの感染状況が収まってきたことから再開が決定、次のような内容となっています。

宿泊旅行:一人1泊あたり6,000円以上の宿泊につき5,000円の割引
日帰り旅行:一人あたり3,000円以上の日帰り旅行につき2,500円の割引

さらに、『もっとTokyo』には18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある方(2004年4月2日以降に生まれた18歳以下)は加えて1,000円の割引が受けられる子供の上乗せ助成があるという大きなメリットがあります。

例えば、家族4人(大人2人・小学生のお子様2人)で1泊6,000円の都内旅行を行った場合、
大人: 宿泊6,000円×2人-割引5,000円×2人=2,000円
お子様: 宿泊6,000円×2人ー割引5,000円×2人ーお子様割引1,000×2人=0円
となり、家族4人で通常24,000円がかかる旅行が、わずか2,000円で楽しめるということ!

ちなみに、『もっとTokyo』は、令和4年6月10日以降に販売され、令和4年7月31日までに実施される旅行であること(宿泊の場合は令和4年8月1日チェックアウト分を含む)が対象です。

都民なら誰でも利用可能!『もっとTokyo』を利用するための3つの条件

ただし、この『もっとTokyo』を利用するにはいくつか条件があります。

①東京都に予約時・旅行時に住んでいること
②都内を目的地・宿泊地とする旅行であること
③チェックイン時に必要な書類3つを提出すること
です。

まず、予約時・旅行時に都内に住んでいることが第一の条件です。
残念ながら、都内の学校に通っていたり都内の会社に勤めていても、お住まいが東京都でない人は『もっとTokyo』の対象外となります。
都内に住んでいることを証明できる身分証明書が③で必要な書類であるのはこのためです。

そして、旅行先が都内であること、宿泊するのは都内の宿泊施設であることが第二の条件です。

③の必要な証明書は、上記の住んでいる場所がわかる身分証明書に加え、ワクチン3回接種またはPCR検査等で陰性が確認できる書類、『利用申込書』の3つです。
陰性が確認できる書類は、PCR検査や抗原検査など検査の種類によって有効期限が異なるのでご注意ください。
また、『利用申込書』は公式サイトでダウンロードできます。事前に用意しておくとスムーズにチェックインできるので前もって準備しておくことをおすすめします。

早い者勝ち!『もっとTokyo』はお早めに申し込みを

Rainbow Bridge Panorama in Tokyo, Japan

都民が東京観光をかなりお得に楽しめる東京都独自の観光支援策『もっとTokyo』は、東京都民で東京都内の観光を盛り上げる施策です。

宿泊であれ日帰り旅行であれ、1回ごとの助成額が固定であるため、リーズナブルな旅行であればあるほどオトクに旅行を楽しめることになります。
また、『もっとTokyo』は、1回につき最大5泊まで利用できる上に、利用回数制限もありません。
それに、
個人旅行だけでなく団体旅行も適用対象
プライベートだけでなくビジネス目的の旅行も可能
家族だけでなく友達同士などの旅行もOK
と多くの都民が気軽に利用しやすいものとなっています。

ただ、『もっとTokyo』にネックがあるとすれば、用意された分(25万泊)がなくなり次第終了となること。
予約は2022年6月10日~とすでに始まっており、人気の高い旅行は申し込みが殺到しているため、都内旅行を考えている東京都民の方はすぐにお申し込みください。

『もっとTokyo』の申し込み・利用方法

Vector illustration of Tokyo city skyline on colorful gradient beautiful day sky background with flag of  Japan

『もっとTokyo』は、取扱事業者の販売窓口やウェブサイトから『もっとTokyo』対象商品を直接お申し込みください。ホテルに直接電話するのもOKです。
旅行の前後で何らかの手続きをしなければならないなどの面倒な手間は一切ありません。
もちろん、東京都内だけでなく、東京都の島々でも利用できるので、思い切って足を延ばしてみるのもおすすめです。

ただし、『もっとTokyo』を利用した旅行の際には、チェックイン時に3つの書類を提出しなければならないので事前に必ず用意をしておきましょう。
都民であってもそれを証明できる証明書をうっかり忘れた場合、抗原検査で『陰性』であってもその書類を忘れた・もしくは書類の有効期限を過ぎていた場合などは、『もっとTokyo』の適用対象外となり補助が受けられません。
また、都内在住であることを証明する身分証明書についても、何が証明書になるかを事前にホームページでご確認ください。

以前実施されていた『GO TO トラベル』や現在実施されている他県の『県民割・ブロック割』、7月から実施されることが決定した『旅行支援策』のように地域共通クーポンはありません。
が、宿泊・日帰りともに都民ならば大きな割引が受けられるので賢く利用してお得な都内旅行を楽しみましょう。

 

 

 

 

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