新型コロナウイルス抗原検査キットの値段の相場と選ぶときのチェックポイント
病院や保健所等に行く前に手軽に新型コロナウイルス感染の有無を調べられると活用されているのが「新型コロナウイルス抗原検査キット」です。
「抗原検査キット」はニーズの高さからすでに様々な製品が販売されていますが、価格の相場や品質がわからずどれを選べばよいか決めあぐねている方も多いことでしょう。
そこでここでは、「抗原検査キット」について、価格の相場や良い製品を安く購入するコツ、さらに「抗原検査キット」を選ぶ際にチェックするべきポイントについて解説します。
「抗原検査キット」の相場
新型コロナウイルス出現前には日常生活とはまったく無縁の製品だったため相場感がまったくわからない「抗原検査キット」。
様々な製品が登場していますが、現在、その相場は、単品購入の場合で1セット1,500円～3,000円程度となっています。
ちなみに、病院等で抗原検査を行う場合、保険適用ならば2,000円程度、適用外なら10,000～15,000円程度です。
必要な時にすぐに自宅等で検査ができるという「抗原検査キット」ならではのメリットも考慮すればかなりリーズナブルと言えるでしょう。
「抗原検査キット」を安く購入するコツ
単品で毎回買うのが、めんどくさいなという方には、「抗原検査キット」のまとめ買い（複数キット買い）をするのがおすすめです。
1キットずつ購入するよりも、複数キットで購入するほうが1キットあたりの価格をはるかにおさえて安く購入できるものがほとんどです。100キット購入で、1キットあたりの価格が半額になるものもあります。
仕事の都合上「抗原検査キット」を頻繁に利用しなければならない方や、社員全員に検査を受けさせたい会社、家族の日常的な健康管理に使いたいという方は、まとめ買いでの購入をおすすめします。
「抗原検査キット」価格のほかにチェックしたい4つの項目
安く手に入れたいのは山々ですが、「抗原検査キット」を価格だけで選ぶのは危険です。
「承認済み抗原検査キット」は国からの質・性能が確認され承認を受けたものであるため心配はありませんが、一般に多く流通している「研究用抗原検査キット」の品質は残念ながらバラツキがあります。
そのため、「研究用抗原検査キット」は値段の安さだけで選ぶのではなく、
- 信頼できるメーカー・国で製造されているもの
- 「CEマーク認証」「WHO推薦リスト登録商品と同品質」など信頼できる評価がされているもの
- 信頼できるお店・販売サイトで売られているもの
- 変異種に対応しているもの
を選ぶようにしましょう。
せっかく「抗原検査キット」を使っても正しく判定できなければ意味がありません。
日本で承認されてはいなくても、海外で認められているものなど確かな品質が担保されているものを選びましょう。
また、「抗原検査キット」を見慣れていない一般の人では、本物と偽物の区別を付けられません。
そのため、確かな商品だけを扱う、信頼できるショップで購入しましょう。
また、次々に現れてくる変異株も検出できるよう「○○株対応」表示がされているかどうかも重要なチェックポイントです。
オミクロン株の拡大が懸念される中、手軽に感染の有無を調べられる抗原検査キットを賢く購入して、これ以上の感染拡大を防ぎましょう。
