オミクロン株大流行の今こそ抗原検査キットの活用を!購入方法と注意点

2021年11月に南アフリカに出現した新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株は、これまでの変異種では考えられないほどのスピードで全世界に広がっています。
それは日本でも同様で、2022年の年明けからすぐに驚異的なスピードで感染が拡大。2022年1月15日には1日の新規感染者数が2万5000人以上となるなど急速に増えています。

重症化のリスクは他の変異種と比べて低いといわれるオミクロン株ですが、オミクロン株感染による死者も徐々に出てきている今、これ以上の感染拡大を防ぐために活用したいのが新型コロナウイルス抗原検査キットです。

そこでここでは、新型コロナウイルス抗原検査キットについて、購入場所や使い方、そして選び方について解説していきます。

 



新型コロナウイルス抗原検査キットとは

新型コロナウイルス抗原検査キットとは、唾液や喉・鼻などの体液・粘膜を採取し、ウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査キットです。

ただ、抗原検査自体、増幅させて検出するPCR検査と比べると検出力が多少劣るというデメリットがあります。
が、検出に特定の検査機器を必要とせず、本人が自分で検査できる・短時間で検査できるなどの大きなメリットがあります。

この抗原検査キットの特性は、感染力が非常に強い上に、味覚異常や嗅覚異常など新型コロナウイルス特有の症状があまり出ず、風邪のような症状が出ることが多いと言われるオミクロン株感染の有無を調べるのに非常に役立ちます。

抗原検査キットを使った手軽な検査で、症状が軽いことで見逃されがちなオミクロン株感染者によるウイルスのバラマキを未然に防ぎましょう。

新型コロナウイルス抗原検査キットは店頭・ネット・薬局で購入できる

新型コロナウイルス抗原検査キットは、厚生労働省が認めた「承認済み」のものと、認可を受けていない「研究用」の2種類があります。

「研究用」の抗原検査キットはドラッグストアや雑貨店など様々なお店やネットで購入することができます。
一方、「承認済み」の抗原検査キットは、薬局で薬剤師の指導が必要となるため、購入できるのは薬局のみとなるのでご注意ください。

ちなみに、「研究用」の抗原検査キットの品質にはばらつきがあることが分かっています。
「偽陰性」(感染しているのに抗原を検出できずに陰性と判定されてしまうこと)でオミクロン株の感染を見逃してしまうことのないよう、「研究用」の抗原検査キットを購入する場合は、信頼できるメーカーの製品を購入するようにしましょう。

新型コロナウイルス抗原検査キットの使い方

抗原検査キットの使い方は、「承認済み」も「研究用」も同じです。
検体は、唾液で良いものもあれば、鼻や喉の粘膜でなければならないものもあるので、検査を行う人の年齢や状況によって無理なく検体を採取できるものを選びましょう。

使い方もとても簡単です。
検体を採取し、抽出液と混ぜ、検査キット本体に垂らして検査結果を待つだけです。

検査キット本体には、『C』(Control)と『T』(Test)の2つがあり、陽性の場合は『C』『T』の両方にラインが浮かび上がります。
陰性の場合は『C』のみにラインが表れ、検査がうまくできていない場合は2つともラインなし・『T』のみのラインとなります。

早いものなら15分程度で結果がわかります。

新型コロナウイルス抗原検査キット選びの3つの注意点

新型コロナウイルス抗原検査キットは、

  • 信頼できるメーカーのものを選ぶ
  • オミクロン株対応のものを選ぶ
  • 使用期限内のものを選ぶ

この3点をチェックして選びましょう。

特に、長引くコロナ禍で使用期限が過ぎてしまっている抗原検査キットもあるようです。
使用期限は抗原検査キットによって異なりますが、6か月~24か月程度が一般的。
抗原検査キットの使用期限は外箱に表示されているので、薬局やドラッグストア、インターネットで購入する際には使用期限を必ず確認して選ぶようにしましょう。

 

 

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