抗原検査キットは自宅に常備を!その理由と活用の具体例

連日、多くの感染者数が発表されている新型コロナウイルス。
感染者数の増加とともに濃厚接触者も増え、今まで以上に身近に新型コロナウイルスの存在を感じている人も多いことでしょう。
それに伴い、現在の感染の有無を調べられる抗原検査キットの重要度も急激に高まっています。

そこでここでは、抗原検査キットを常備しておくべき理由と活用法について解説します。



「抗原検査キット」を常備しておくべき理由

抗原検査キットは、唾液や喉・鼻などの粘液を使って現在感染しているかどうかを自宅で簡単・迅速・手軽に検査できるキットです。

これまで様々な変異種が登場していますが、現在の第六波を引き起こしているオミクロン株は少々特殊です。
強力な感染力を持っている反面、重症化率が低く、感染しても無症状または「風邪かな?」と見過ごしてしまう程度の軽症で済んでしまうケースも多いという特徴をもっています。

感染しても無症状・軽症で済むなら問題視する必要はない・怖いものではないと考える人もいますが、それは大きな間違い。
感染の自覚のない無症状・軽症の感染者は、自分でも気付かないうちに新型コロナウイルスを周辺にまき散らしてしまいます。その結果、基礎疾患がある方や幼児・子供・高齢者などをさらに危険にさらしてしまうことに。

そのため、風邪のような症状が出た場合や、身近に感染者や濃厚接触者が出た場合は、ひとりひとりが「もしかして・・・」の予測の元に行う迅速な対応が必要なのです。

仮に無症状であっても自分も感染していないかをすぐに調べられるよう、抗原検査キットを自宅に常備しておくことが、周囲の人を新型コロナウイルスから守る1つの有効な手段であり、今後の感染拡大を防ぐための重要なカギとなるのです。

こうして活用を!抗原検査キットの活用具体例

抗原検査キットは、現在、自分が新型コロナウイルスにかかっているかどうかをその場ですぐに調べられるキットです。

そのため、

  • 熱やせき、鼻水など感染を疑う兆候が少しでも出た時
  • 身近な人に感染者や濃厚接触者がでた場合(自分が濃厚接触者と認定されなくても)
  • 出張や旅行、会議やイベントなど大勢が参加する集まりに行く前
  • 出張や旅行、会議やイベントなど大勢が参加する集まりに行った後
  • 高齢者・乳幼児・子供・基礎疾患のある人など感染弱者と会う前

などに抗原検査キットを使って調べるようにしましょう。

幸いなことに、オミクロン株は感染から発症まで潜伏期間が2〜3日と、これまでの変異種と比べて短くなっています。
出張や旅行に出かける前や感染弱者と会う前は、自身に疑わしい症状・自覚がなくても、2〜3日前と当日の2回、抗原検査キットで検査をしておくと安心です。
また、イベント等に参加した後も、症状がなくても2〜3日後に抗原検査キットで検査しておくと良いでしょう。

定期検査としても「抗原検査キット」を活用

抗原検査キットは、定期的な検査として使うのも有効です。

  • 基礎疾患がある方や高齢の方など重症化リスクが高い感染弱者の方
  • 接客業など不特定多数の人と会う機会が多い方
  • 子供や幼児などと接することが多い方

などは、1週間に1度程度、抗原検査キットを使えば感染の早期発見・早期対策ができるだけでなく、自分が起点となった感染拡大を防ぐことができます。

このように、抗原検査キットは自分を守るため、周りの大切な人を守るため、そしてこれ以上の感染拡大を防ぐために役立つ重要なキットです。
厳しい冬がようやく終わり、春が近づくと今度は花粉症を発症する方が増え、さらに新型コロナウイルス感染の有無を自覚しづらい季節になります。
ぜひ自宅に複数常備しておき、気になった時や必要になった時にすぐに使用できるようにしておきましょう。

 

 

 

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