【セルフ】抗原検査キットのやり方とPCRとの違いを解説

第七波の到来が予測される中、2022年4月11日にはさらにより強い感染力を持つというオミクロン株XEが空港検疫で確認され、さらに不安が広がっています。そんな状況の今、新たな変異種の拡大を止めるために活用したいのが、新型コロナウイルス抗原検査キットです。

すでに多くの方が使用している抗原検査キットですが、新たな感染拡大が懸念される中、改めて抗原検査キットの重要性が高まっています。そこでここではもう一度、抗原検査キットを使うタイミングと注意点について解説していきます。



新型コロナウイルス抗原検査キットを使うタイミング

新型コロナウイルス抗原検査キットを使うタイミングは状況によって異なります。

  • 感染を疑う症状が出た場合は、発症後
  • 陽性者と濃厚接触をした場合は判明したその日から
  • イベント・旅行・出張・帰省、感染症弱者(子ども・高齢者・基礎疾患がある方など)と会う場合は当日と帰宅後
  • 定期的なチェックとして決まった間隔で

抗原検査キットを使う最も基本的なタイミングは、発熱や喉の痛みなど「感染したかも?」と感じた時です。

しかし、感染を疑う症状が出ていなくても、早期発見のために陽性者と濃厚接触した場合や、人と会う前や遠方に出かける前のチェック・その後のチェックとして抗原検査キットを使うことも大きな意味のあるタイミングです。

抗原検査キットによるチェックは1度では不十分

新型コロナウイルス抗原検査キットは、誰でも病院や保健所などに行かなくても自分で手軽かつすぐに検査ができるのが最大のメリットです。

しかし、注意したいのが、抗原検査キットを使って検査をし、陰性だった場合にそこで「感染していない」と安心してしまうこと。

新型コロナウイルスに限らず、ウイルスは感染後にすぐ症状がでるわけではありません。感染していても症状が出ていない潜伏期間というものがあり、その潜伏期間中も他の人にうつす可能性があります。
しかも、発病の直前・直後で特にウイルス量が多くなると考えられているため、感染直後など抗原検査キットを使うタイミングによっては、感染していても検体中のウイルス量が少ないために検査をすり抜けてしまう(偽陰性)の可能性もあります。

新型コロナウイルスの検査において現在最も高精度とされるPCR検査は、検体に含まれるウイルスの微量なDNAを増幅させることで感染しているかどうか調べる検査ですので、このような検査の取りこぼし(偽陰性)のリスクは低くなります。

しかし、PCR検査は測定には専用の機器が必要・判定に時間が掛かるなどのデメリットもあるため、感染者が増え続けている今はPCR検査は不向き。それよりも、誰でもすぐに使えて結果がわかる抗原検査キットをスクリーニングとして活用することが感染拡大を防ぐ効果的な方法です。

より確実に抗原検査キットによる早期発見を徹底するには、抗原検査キットの1度目の検査で陰性であっても、オミクロン株の潜伏期間を考慮して1~3日後にもう一度改めて検査を行うことで、陽性(感染)を見逃すことがないようにしましょう。

ますます高まる抗原検査キットの重要度

現在流行しているオミクロン株は、これまでの変異種と比べて潜伏期間が短いという特徴があります。
アメリカの報告例によれば、オミクロン株の潜伏期間の中央値は3日程度で、感染した場合もこれまでの変異種より早く症状が出てくる傾向があるため、スピーディに感染の有無を調べられる抗原検査キットの重要度はますます高まっています。

しかも、デルタ株と比べて重篤な症状が出るリスクは低いとはいえ、やっかいなことに、強い感染力を持つオミクロン株は感染していても症状が全く出ない無症状者や出ても花粉症や軽い体調不良で済んでしまう軽症状者も多く、感染者が自覚しないままウイルスを広げてしまうという危険性が高いウイルスです。

さらに、これまで流行していたオミクロン株(BA.1型)からステルスオミクロン(BA.2型)への置き換わりが進んでいるだけでなく、2022年4月11日にはオミクロン株の新たなXE系統の変異種が国内で確認されました。

まだまだおさまる気配を見せないコロナ禍。これ以上、感染者を増やさないためにも、一人一人が抗原検査キットを最適なタイミングで活用し、感染の有無を速やかかつコンスタントに調べていきましょう。

wellness_column一覧

関連記事

お見積書を発行

×

宛名

御中