ステルスオミクロン(BA.2株)も抗原検査キットで早めに発見を

2021年年末からデルタ株にかわって日本で流行している新型コロナウイルスの変異種・オミクロン株(BA.1株)。

しかし、徐々にその亜種であるステルスオミクロン(BA.2株)へと置き換わりが進むといわれています。そこで気になるのが、いち早く感染の有無を調べられる新型コロナウイルス抗原検査キットのステルスオミクロン(BA.2株)に対する有効性です。

ステルスオミクロン(BA.2株)の特徴と抗原検査キットの有効性について解説します。



ステルスオミクロン(BA.2株)とは

ステルスオミクロン(BA.2株)とは、3タイプあるオミクロン株の中の1つ。第六波をもたらしたオミクロン株(B.1株)と比べて感染力が高いという特徴を持つ変異種です。

”ステルス(隠密)”とBA.2株が呼ばれるのは、一部のPCR検査ではオミクロン株に分類できないからです。

オミクロン株(BA.1株)は『del69/70』というスパイクタンパク質が欠失しているのが特徴。そこで、海外では『del69/70』の欠失を検出する『SGFT法(S gene taget failure)』を使って「オミクロン株」を検出していました。

しかし、ステルスオミクロン(BA.2株)はないはずの『del69/70』があり、『SGFT法』で検出できなかったことから”ステルス”と名付けられたのです。

ステルスオミクロン(BA.2株)の特徴

ステルスオミクロン(BA.2株)は、従来のオミクロン株(BA.1株)と比べて世代時間(1分裂にかかる時間)が短いことが分かっています。

その性質から、増殖力・感染力がアップ。

感染力は高く、潜伏期間がより短くなっているという特徴があります。

事実、海外でもすでにステルスオミクロン(BA.2株)に置き換わっている国もあり、日本でも2022年2月中旬に東京でステルスオミクロン株(BA.2株)の市中感染が確認されて以降、大阪など各地でも次々に確認され、オミクロン株(BA.1株)と置き換わる日も近いのでは?と言われています。

ただ、オミクロン株(BA.1株)と同じく重症化リスクは現在のところ低いといわれているので、ステルスオミクロン(BA.2株)を必要以上におそれることはありません。
これまで以上に徹底した感染症対策と合わせて、早めの発見・対策のために抗原検査キットを活用しましょう。

ステルスオミクロン(BA.2株)に抗原検査キットは有効

特定のPCR検査では判別できないステルスオミクロン(BA.2株)ですが、抗原検査キットを使って検査をする場合、BA.1株かBA.2株かで結果が左右されることはありません。

抗原検査はウイルスに特異的な抗体を用いて検体中に新型コロナウイルスが持つタンパク質があるかどうかを検出する検査。
抗原検査キットはどの変異種かを調べる検査ではなく、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを調べるためのもの。

『del69/70』の有無は重要ではないのです。

そのため、「喉が痛い」「熱が出た」など新型コロナウイルス感染を疑う症状が出た場合や、陽性者や濃厚接触者と接触した場合、旅行や出張やイベントに参加する前・参加後などに積極的に抗原検査キットを使って調べるようにしましょう。

念のため、抗原検査キットを購入する際は、「ステルスオミクロン(BA.2株)対応」のものを選ぶと安心です。

早めの発見・対応が、ステルスオミクロン(BA.2株)の拡大を防ぐ重要なポイント。
一人一人の取り組みで新型コロナウイルスのこれ以上の拡大を防ぎましょう。

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