抗原検査キットを使うための潜伏期間はどのくらい?

次々に変異株が誕生し、感染拡大と収束を何度も繰り返している新型コロナウイルス。
未だウイルスについて不明なことも多いため、手洗い・うがい・マスク・三密回避などの感染を防ぐ対策を継続して行わなければなりません。
それと並行して活用したいのが、手軽に利用できる新型コロナウイルス抗原検査キットです。が、使うタイミングについてよくわかっていないという方も少なくありません。



10/25追記|新型コロナウイルスの潜伏期間は平均で約3日

新型コロナウイルスの潜伏期間(感染した日から初発症状が出現するまでの期間)はこれまで、1~14日、平均で約5日程度とされてきました。(出典:一般社団法人 日本感染症学会

しかし、現在主流のオミクロン株は潜伏期間の中央値は約3日間とされていて、従来よりも短くなっています。

また、国立感染症研究所や厚生労働省などによると、感染する可能性がある日数として、症状のある人は、発症2日前から発症や診断から9日目としています。

厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第8.0版」によると、オミクロン株になって、潜伏期間は中央値が2.9日、99%の人は10日目までに発症するとされています。

潜伏期間中・不顕性感染者が新型コロナウイルスを周囲に広める可能性がある

新型コロナウイルスは、発症の直前・直後でウイルス排出量が高くなるため、無症状病原体保有者(症状はないが検査が陽性だった者・不顕性感染者)からも感染する可能性があります。(出典:厚生労働省

つまり、発症前の潜伏期間中の人や感染していても症状の出ない不顕性感染者が知らない間に新型コロナウイルスを周囲にまき散らす可能性があるのです。

そのため、見た目や体調からだけでは「感染していない」「人にうつすことはない」と判断できないのがこの新型コロナウイルスの非常に厄介な点です。

新型コロナウイルス抗原検査キットの使用タイミング

そんな時に役立つのが、手軽に感染の有無を検査できる新型コロナウイルス抗原検査キットです。
一般的に抗原検査キットを使用するタイミングは、症状が出て2日目~9日目と言われています。

抗原検査は新型コロナウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出するものなので、早くやりすぎると抗原を拾いきれずに感染しているのに陰性と判定されてしまう『偽陰性』のリスクが高くなります。

そのため、ある程度、体内にウイルスが増殖した状態で行うことでより正確な判定ができるようになります。

ケースバイケースで抗原検査キットを活用しよう

 

感染しているのに症状があらわれない場合、不顕性なのか、まだ発症していないだけの潜伏期間中なのかは自分ではわからないものです。

「症状が出てから抗原検査キットを使おう」と悠長なことを考えていては、知らない間に大切な人にうつしてしまうおそれも高くなります。

感染の可能性がある場合は、無症状であっても外出を控えて人との接触を極力減らすこと、症状が出ていなくても抗原検査キットで検査をしておくことは、ワクチンを打っていても必要です。

また、検査を1回で終わらせず、その後も定期的に抗原検査キットでチェックしておけばより安心して過ごせることでしょう。

 

CEマーク認証『NEW GENE 抗原検査キット』は単品で購入するよりもまとめ買いが経済的。複数キットセットで購入すれば最大で45%オフと割安で購入が可能です。

 

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